ご使用いただく前に　このたびは、弊社の製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。本器をご使用いただく前に、下記事項をご確認下さい。■梱包内容を確認して下さい・電力トランスデューサ .............................................1 台■形式を確認して下さい　お手元の製品がご注文された形式かどうかスペック表示で形式と仕様を確認して下さい。■取扱説明書の記載内容について　本取扱説明書は本器の取扱い方法、外部結線および簡単な保守方法について記載したものです。ご注意事項●EU 指令適合品としてご使用の場合・本器は測定カテゴリ II（入力、過渡電圧：4000 V）、設置カテゴリ II（補助電源、過渡電圧：2500 V）、汚染度 2 での使用に適合しています。また、入力－出力・補助電源間は強化絶縁（550 V）、出力－補助電源間は強化絶縁（300 V）です。設置に先立ち、本器の絶縁クラスがご使用の要求を満足していることを確認して下さい。・高度 2000 m 以下でご使用下さい。・本器は盤内蔵形として定義されるため、必ず制御盤内に設置して下さい。・適切な空間・沿面距離を確保して下さい。適切な配線がされていない場合、本器の CE 適合が無効になる恐れがあります。・お客様の装置に実際に組込んだ際に、規格を満足させるために必要な対策は、ご使用になる制御盤の構成、接続される他の機器との関係、配線等により変化することがあります。従って、お客様にて装置全体で CE マーキングへの適合を確認していただく必要があります。・遠方より引込む配線には、各種避雷器を設置して下さい。●補助電源・許容電圧範囲、電源周波数、消費電力スペック表示で定格電圧をご確認下さい。交流電源：定格電圧 100 ～ 120 V AC の場合　　　　　85 ～ 132 V AC、47 ～ 66 Hz、約 2 VA　　　　　定格電圧 200 ～ 240 VAC の場合　　　　　170 ～ 264 V AC、47 ～ 66 Hz、約 2 VA直流電源：定格電圧 24 V DC の場合 24 V DC ± 10 %、約 2 W　　　　　定格電圧 48 V DC の場合 48 V DC ± 10 %、約 2 W　　　　　定格電圧 110 V DC の場合 85 ～ 150 V DC、約 2 W●取扱いについて・本体の取外または取付を行う場合は、危険防止のため必ず、電源および入力信号を遮断して下さい。●設置について・屋内でご使用下さい。・塵埃、金属粉などの多いところでは、防塵設計のきょう体に収納し、放熱対策を施して下さい。・振動、衝撃は故障の原因となることがあるため極力避けて下さい。・周囲温度が -10 ～ +55℃を超えるような場所、周囲湿度が 30 ～ 85 % RH を超えるような場所や結露するような場所でのご使用は、寿命・動作に影響しますので避けて下さい。●配線について・配線は、ノイズ発生源（リレー駆動線、高周波ラインなど）の近くに設置しないで下さい。・ノイズが重畳している配線と共に結束したり、同一ダクト内に収納することは避けて下さい。●その他・本器は電源投入と同時に動作しますが、すべての性能を満足するには 10 分の通電が必要です。各部の名称スペック表示SPAN調整ZERO調整結線表示本体M