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日本UNIPLUSE尤尼帕斯称重仪表F381A-LDI-SDC-CCL
F381A
SDカード対応 グラフィックディスプレイ/タッチパネル型デジタルインジケータ
製品概要 | 仕様 | カタログ / 説明書 / 外観図 / サポートツール / ソフトウェア |
製品概要
F381Aは、ストレンゲージ式センサと組み合わせ、圧力・荷重・トルクなどの物理量を波形表示することができるデジタルインジケータです。数値だけではとらえにくい物理量の変化を波形表示によって視覚的にとらえることができます。4000回/秒の高速処理により、細やかな値の変化にも対応でき、上下限比較機能(波形比較含む)をはじめ多彩なホールド機能や判定機能を装備しており、生産管理用制御システムや自動機器または試験機といった幅広い用途に利用することができます。
液晶タッチパネル
タッチパネルに直接触れることで簡単に設定操作ができます。
抜群の操作性
不必要な設定項目には自動的にマスクをかけ、設定する順番が決まっている項目については順序表示するなど、分かりやすさに徹底的にこだわりました。
測定データをSDカードに保存
測定データや設定値はSDカードにログ(記録)をとることができます。 全測定データ記録し品質データとして、また、装置立ち上げ時やトラブル発生時の原因分析・改善などに役立てられます。 データはCSV形式に簡単に変換でき、エクセルなどで容易に編集することができます。
外部制御入出力はプラスコモン/マイナスコモン共用 シンクタイプ/ソースタイプ選択可
外部制御入出力の入力形式はプラスコモン/マイナスコモン共用タイプです。また、出力形式はシンクタイプ/ソースタイプから選択できます。PLCなど様々な外部機器の接続が可能です。
4000回/秒の高速処理
センサ信号入力を4000回/秒で処理できる高速A/Dコンバータ・高速CPUを搭載。細かな値の変化も見逃しません。
豊富なインターフェイス
システムのネットワーク化に柔軟に対応できる豊富なインターフェイスを用意します。Ethernetや実績のあるRS-232Cをはじめとして、DeviceNetやCC-Linkなど、現場のPLCにダイレクトに接続できます。
波形表示による比較&ホールド機能
測定波形に対して良否判定を行える機能です。 アプリケーションに合わせて、波形比較機能、マルチホールド機能を組み合わせて判定できます。
波形比較機能
上下限の設定波形と実際の測定波形を比較します。1箇所でも上下限の設定波形を超えるとNGとなります。
測定波形全体を対象とすることで、判定ポイントの絞れないアプリケーションも確実に良否判定することができます。
<先頭基準、末尾基準>
測定波形に対して、上下限の設定波形を先頭基準にするか末尾基準にするかを選択することができます。ワークを挿入する型にばらつきがある場合にも正確に良否判定することができます。
<相対比較>
測定波形に対して、上下限の設定波形を相対移動することができます。 変位または時間で基準点を設定し、測定波形の基準点の荷重で設定波形を相対移動することができます。測定ごとに荷重のばらつきはあるが、波形の形状(引っかかり、ふらつきなど)を判定したい場合に適しています。
マルチホールド機能
測定区間を分割して、ホールド(サンプル・ピーク・ボトム・P-P・平均値・極大・極小・変曲点・終点変位)を任意に切り換えながら判定が行えます。区間ごとに上限値、下限値、ホールドの種類を指定することができます。圧入開始直後のかじり検出をピークホールドにより行い、胴突き手前の荷重を変曲点ホールドにより良否判定するといった一工程で複数ポイントの良否判定が可能です。
変位入力を標準装備
変位センサとストレンゲージ式センサの2入力による2次元での波形比較&マルチホールドが行えます。X軸(変位)には電圧入力・パルス入力、Y軸(荷重)には、ストレンゲージ式センサを接続できます。プレス機による加圧時間のブレや、ワークのバラつきによる組付時間のブレなど、時間の管理だけでは対応できなかったアプリケーションに大変有効です。
※ X軸に何も接続しない場合は、時系列での波形比較&マルチホールドが行えます。
※ 電圧入力はオプションです。
判定結果一覧表示
波形比較機能、マルチホールド機能の比較結果を確認できます。 (直近40データ分)
一覧表示と個別表示の2画面から選択できます。
各部の名称とはたらき
アプリケーション例
仕様
センサ入力部|表示部|測定機能|外部信号|SDカード|インターフェイス|オプション|一般性能
センサ入力部 荷重用センサ入力(ストレンゲージ入力固定) | |
印加電圧 | DC 10 V、2.5 V±10%(設定による切換可) 出力電流 30 mA 以下 |
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信号入力範囲 | -3.0 mV/V ~ +3.0 mV/V |
精度 | 非直線性:0.02% FS ±1 digit 以内(3.0 mV/V入力時) ゼロドリフト:0.5 μV/℃ RTI 以内 ゲインドリフト:0.01%/℃ 以内 |
アナログフィルタ | ローパスフィルタ(-6 dB/Oct.) 10、30、100、300 Hzより選択 |
A/D変換器 | 速度:4000回/秒 分解能:24 bit(バイナリ) 有効分解能:3.0 mV/Vに対して約1/30000 |
アナログモニタ出力 | 出力レベル:入力1.0 mV/V当り約 2 V 負荷抵抗:2 kΩ 以上 |
センサ入力部 変位用センサ入力 (標準:パルス入力(オープンコレクタ) オプション:パルス入力(ラインドライバ[LDI])) | |
*大入力周波数 | 50 kHz |
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内部カウント範囲 | 約 1,000,000 |
適合センサ | 出力:インクリメンタル方式2相出力(A、B信号出力) ただし単相出力にも対応可(A相入力を使用。パルスは全てプラス方向としてカウント) 出力段回路仕様(標準):オープンコレクタ(NPN型、Vceo = 30 V 以上 lc = 30 mA 以上) 出力段回路仕様(LDI):ラインドライバ(RS-422準拠) |
センサ入力部 変位用センサ入力(オプション:電圧入力[VIN]) | |
信号入力 | -5 V ~ +5 V |
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入力抵抗 | 約 10 MΩ |
ゼロ調整範囲 | -5 V ~ +5 V デジタル演算による自動調整方式 |
等価入力較正範囲 | -5 V ~ -1 V +1 V ~ +5 V |
等価入力較正誤差 | 0.1% FS 以内 |
実負荷較正範囲 | -5 V ~ +5 V ゼロ較正点から約 -0.01 V ~ +0.01 Vでは較正不可 |
精度 | 非直線性:0.02% FS ±1 digit以内(5 V入力時) ゼロドリフト:50 μV/℃ RTI 以内 ゲインドリフト:0.02%/℃ 以内 |
アナログフィルタ | ローパスフィルタ(-6 dB/Oct.) 10、30、100、300 Hzより選択 |
A/D変換器 | 速度:4000回/秒 分解能:24 bit(バイナリ) 有効分解能:5 Vに対して約 1/30000 |
表示部 | |
表示器 | TFTカラーLCD 表示エリア:71(W) × 53(H) mm ドット構成:320 × 240 dot |
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指示値 | 荷重:-9999 ~ +9999 変位:-9999 ~ +32000 小数点:表示位置は較正時に値と同時入力 0.000、0.00、0.0、0 |
表示回数 | 3回/秒固定 |
測定機能 | |
マルチホールドモード 16 ch(設定保存可能) | 測定区間を分割して、ホールドを任意に切換えて判定 サンプル、ピーク、ボトム、P-P、極大値、極小値、変曲点、平均値、終点変位 |
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波形比較モード 16 ch(設定保存可能) | 上下限の設定波形と実際の測定波形を比較。測定波形全体が上下限比較対象となり、一箇所でも設定波形を超えるとNGとなる。 |
外部信号 | |
出力信号 16点 | 出力形式:シンクタイプ/ソースタイプ選択可(ソースタイプはオプション:[ISC]) 信号ONのとき、出力トランジスタONとする PLCなどの入力ユニットを接続する場合、シンクタイプはプラスコモン、 ソースタイプはマイナスコモンを接続する 定格電圧:30 V 定格電流:30 mA 絶縁方式:フォトカプラ絶縁 |
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入力信号 16点 | 入力形式 : プラスコモン/マイナスコモン共用 トランジスタを接続する場合、プラスコモンはNPN出力タイプ(シンクタイプ)、マイナスコモンはPNP出力タイプ(ソースタイプ)を接続する ON電圧 : 12 V 以上 OFF電圧:3 V 以下 24 V負荷時:約 5 mA 絶縁方式 : フォトカプラ絶縁 |
SDカード | |
SDカードスロット | 全設定値の保存、復元が可能 全比較波形の保存、復元が可能 測定波形、判定ポイントの自動保存が可能 ※SDカード1 GByte付属 (1 MByteで約80波形保存可能) |
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インターフェイス ( インターフェイスオプションは1機能のみ搭載可 ) | |
[232] RS-232Cコミュニケーションインターフェイス | 調歩同期式 ボーレート 1200 bps ~ 38400 bps 全設定値の読出し、書込みが可能 全比較波形の読出し、書込みが可能 測定波形、判定ポイントの読出しが可能 |
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[CCL] CC-Linkインターフェイス (オプション) | 三菱(汎用)シーケンサと直接リンクすることができる 全設定値の読出し、書込みが可能 判定ポイントの読出しが可能 |
[ODN] Devicenetインターフェイス (オプション) | DeviceNetに準拠しているオムロンのCompoBus/D とシームレスに接続することができる 全設定値の読出し、書込みが可能 全比較波形の読出し、書込みが可能 測定波形、判定ポイントの読出しが可能 |
[ETN] Ethernetインターフェイス (オプション) | 全設定値の読出し、書込みが可能 測定波形、判定ポイントの読出しが可能 |
オプション | |
[LDI] パルス入力 (ラインドライバ) | 接触式、過電流式、レーザ式など、RS-422に準拠したラインドライバ出力のセンサを接続することができる |
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[VIN] 電圧入力 | ±5 Vまでの電圧出力式のセンサを接続することができる |
[ISC] I/O SOURCE ボード | 出力形式:ソースタイプ PLCなどの入力ユニットはマイナスコモンを接続可能 |
一般性能 | |
電源電圧 | DC 24 V(±15%) |
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消費電力 | 6 W typ. |
突入電流(Typ.) | 2 A、10 msec(常温、コールドスタート時) |
使用条件 | 使用温度範囲 -10℃ ~ +40℃/保存温度範囲 -20℃ ~ +60℃ 湿度 85% RH 以下(結露不可) |
外形寸法 | 96(W)×96(H)×117.3(D) mm(突起部含まず) |
重量 | 約 1.0 kg |
CEマーキング適合 | EMC指令 EN61326-1 |
付属品
付属品 | |
FCNシリーズI/Oコネクタ(カバー付) | 1 |
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取扱説明書 | 1 |
アナログ入出力コネクタ端子台(本体に装着済) | 1 |
CC-Link用コネクタ(CC-Linkオプション搭載時) | 1 |
DeviceNet用コネクタ(DeviceNetオプション搭載時) | 1 |
SDカード 1 GByte | 1 |
別売品
製品名 | |
DTC1 | F381A用ケース(AC電源付き) |
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SD1G | SDカード 1 GByte |
SD2G | SDカード 2 GByte |
CA81-232X | miniDIN-D-Sub9p クロスケーブル 1.5 m |
CN52 | FCNシリーズI/Oコネクタ(カバー付) |
CN57 | FCNシリーズI/Oコネクタ(斜口カバー付) |
CN60 | RS-232C用丸DIN8pコネクタ |
CN71 | CC-Link用コネクタ |
CN72 | CC-Link用2列コネクタ |
CN81 | アナログ入出力コネクタ端子台(付属品と同じ) |
CND01 | DeviceNet用コネクタ |
GMP96×96 | ゴムパッキン |
TSU03 | 雷サージユニット DC仕様 |
LED、蛍光表示管、液晶ディスプレイなどの表示機器は、製造の工程やロットによって微妙な色調のバラツキが生じる恐れがあります。予めご了承をお願いいたします。
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F381Aとの組み合わせ推奨製品
圧入管理など、瞬間的な力の変化の計測に*適
疑似センサとして計測器の校正や動作チェックに*適
部品組立時における中心位置のズレを自動補正